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シニア期に気をつけたい2大疾病

高齢になってきた動物たちの健康について考えた時、次の3つを理解していただくことがとても重要になってきます。

3つのポイント

飼い主様がしっかりとした知識を持ち、
穏やかな気持ちで動物たちに寄り添ってあげることができれば動物たちにも大きな安心となります。


ここでは年齢を重ねると発症しやすいといわれている病気をお伝えしておきます。
でも逆に言うと、それだけ長く生きてきてくれた証でもあることを忘れないでください。

腫瘍科

動物たちの寿命がのびてきているのはとても嬉しいことなのですが、それに伴い人と同様に動物たちにも「がん」が増えてきました。
今ではワンちゃん猫ちゃんの死亡原因のトップとなっています。
特に10歳以上のワンちゃんでは死亡原因の45%はがんであったという報告があります。
「がん」にはいろいろなタイプがあり、見つけやすいものから見つけにくいものまでさまざまです。

・皮膚や体表面にできるしこり状のがん・肝臓や脾臓などの内臓にできるがん・骨を侵すがん・血液のがん

どうやって気をつけたらいいの?

ガンになる明らかな原因は今のところ分かっていません。
完全予防ということは非常に難しいのですが、早期発見をすることはできます。
そのためには飼い主様の協力が不可欠で、日ごろから体中をくまなく触るようにしておくなどお家の子の状態をしっかりと把握してもらうことが大切です。
そして体の中にできるがんは定期健診にて発見されることも多く、定期的に受けて見えない部分をチェックすることが重要です。
人での年1回の定期検診はワンちゃん猫ちゃんでは3カ月に1度にあたります。

どうやって気をつけたらいいの?

どんな検査で分かるの?

一般身体検査、血液検査、尿検査、レントゲン、超音波検査、細胞診、病理組織見検査、内視鏡検査、MRI検査 などを組み合わせて行います。

どんな検査で分かるの?

治療方法は?

外科手術 化学療法 その他の補助療法

がんは診断から治療、その後のケアまで長いスパンで治療を考えなければなりません。
そのため「このガンだからこの治療」と画一的に決めることはできないのです。
その子の状態、性格、飼い主さまの考えなど全ての要素を踏まえたうえで治療方針を選択する必要があります。
私たちは日々先端の獣医療を取り入れ、治療方法に関しては"病気"に対するベストの選択を提示することができますが、最も大切なのは飼い主様がどんな治療をしたいかです。飼い主様と十分にコミュニケーションを取り、お一人お一人、その子その子にとっての最良の治療方針を選びたいと考えています。


もし手を尽くしても難しい場合は、緩和ケアを行ないます。

治療方法は?

循環器科

特に小型のワンちゃんでは高齢になると心臓病になる子が増えます。
心臓が肥大し、機能が低下していろいろな障害が出てきます。
心臓は一生涯絶え間なく動き続けます。取り換えはできない大切な臓器です。
負担を減らし、長く元気に働いてくれるようにしたいものです。

心臓病の兆候はどんなもの?

咳をする 運動するとすぐ疲れる 舌の色が悪い

高齢で増える心臓病は「心臓弁膜症」という病気であることが多く、残念ながらこの病気は完治を望めるものではありません。
しかし、病気の進行を遅らせることはできます。
そのために重要になってくることは

1.心臓の状態をきちんと把握すること2.お薬をしっかり飲むこと3.普段の生活でのちょっとした注意点を守ること

同じ「心臓弁膜症」という名前がついても、その程度は軽いものから重いものまで各段階があります。なるべく軽い段階に留まれるようにしてQOLを維持するのが目標です。動物本人と飼い主様と私たち病院スタッフみんなで頑張ります。

心臓病の兆候はどんなもの?

心臓の状態をきちんと把握するには・・・?

聴診・血液検査・レントゲン・超音波検査などを行い、心臓がどのくらい肥大しているのか、心臓の変化でどのくらい負担が増えているのか、心臓の中の血液の流れはどうなっているのか、などを調べます。結果によりお薬の種類や量などを調節します。

心臓の状態をきちんと把握するには・・・?

お薬を飲む・・・?

心臓の負担を減らすためのお薬を飲むことが治療の主体となる場合がほとんどです。
お薬は心臓の状態に合わせて必要なものを組み合わせて飲んでいただきます。

普段の生活でちょっと気をつけることって・・・?

塩分を減らしましょう。食事はできれば処方食を。しょっぱいおやつは減らしましょう。
お散歩は快適な時間帯にゆっくりと歩こう。
太りすぎ・痩せすぎにならないようにしましょう。

心臓病になっても今までの生活を諦めることはありません。スタッフにご相談ください。
たとえば。。。。。

トリミング

お風呂に入ったりドライヤーの風を受けたりと預けるのがちょっと心配かもしれません。
当院では動物看護士を兼ねたトリマーがトリミングをお受けしますので安心してお任せください。

どうしてもどうしてもおやつをあげたい

ジャーキーはしょっぱい典型。お勧めできません。塩分の少ないおやつをご紹介します。

麻酔をかける処置が必要と言われたけど、無理ですよね?

かけないにこしたことはありませんが、その処置は行った方がいいと判断される場合もあります。
リスクのある場合の麻酔は精査の上で麻酔を専門とする獣医師が実施いたします。

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